家を建てるときの土地の選び方

家を建てるときの土地の探し方

家を建てるときは、良い土地を探したいものです。

 

では、良い土地とはどのような土地のことをいうのでしょうか。

 

良い土地とは

 

良い土地とは、土地の形、傾斜、道路からの距離なども大切な要素です。

 

ですが、一番の条件は、「自分たちの予算に合っている土地」
と言うことになるのではないでしょうか。

 

どんなに恵まれた土地であっても、予算に見合わなければ
どうしようもありません。

 

土地選びを始める前に、
総予算をキチンと把握しておく事はとても大切です。

 

また、家族が住みたい場所に合っている事も重要です。

 

たとえば、通勤や通学に便利な場所がいい、
夫婦どちらかの実家に近い場所が良いなど、
考慮するべき要素は色々あると思います。

 

土地を購入する前に、どのような場所に住みたいのか、
家族の要望をまとめておきましょう。

 

家族でしっかり話し合い、条件を細かく書き出しておきましょう。

 

「こういう場所は避けたい」というNG条件を確認しておく事もとても大切です。

 

土地探しで迷いが生じた場合も、しっかり話し合い、
書き出しておくことで、冷静に客観的な判断を下すことができると思います。

土地の下見の仕方

土地を選ぶとき、どんなに気に入っても一度の見学で
購入を決めてしまうということはおススメできません。

 

なぜなら、土地の印象は、時間帯や見方によって大きく変わります。

 

・平日と休日

 

家族全員で、土地の下見に行こうと思うと、
どうしても休日が多くなってしまいがちです。

 

ですが、平日と休日では印象が大きく変わります。

 

また、道路の混雑状況も平日と休日では大きく変わるでしょう。

 

昼間、家族の誰かが在宅するのであれば、
平日の日中にも下見に行くなど、
家族全員の生活時間帯に下見に行くとよいでしょう。

 

・昼間と夜間

 

土地の下見は、昼間、夜間の両方、
できれば昼間でも午前中、午後というように見てくると良いでしょう。

 

下見の時間を特定の時間帯だけに絞ってしまうと、
日当たりの問題に気づかないこともあります。

 

近くに建っている大きな建物のため、
季節や時間帯によって日陰ができる、
或いは一日中日が当たらないなどという事もありえます。

 

・天気

 

悪天候の日に土地の下見に行くという人は少ないかもしれません。

 

ですが、雨の日の雨水の流れ、土地の水はけなど、
晴れの日には分からないことがあります。

 

雨の日にも是非下見に行きましょう。

 

また風の強い日にも下見に行くとよいでしょう。

 

風向きによって砂が舞い上がったり、
離れたところから悪臭が漂う等の問題を発見できることがあります。

 

・日当たり

 

日当たりに関しては、季節によって太陽の高さが異なるので
一概にいうことはできませんが、
太陽が最も低くなる冬の日当たりを前提にすると良いでしょう。

 

・敷地内から敷地の外を見てみる

 

一般的に土地の下見では、土地を道路側から見ることが多いと思います。

 

ですが、土地の中から見ることも必要です。

 

土地の中から、外を見てみることによって
建物の場所や玄関の位置、リビングまでの動線、
部屋の広さや駐車スペース、庭の配置などを
イメージすることができます。

 

実際の生活の様子も想像しながら、
土地の良し悪しを判断してみてください。

土地の下見の理想的な方法

土地の下見の理想的な方法は、春夏秋冬の季節ごとに住みやすさ、
住みにくさを確認することです。

 

ただし、現実的には、一年をかけて土地の下見をするのは困難といえるでしょう。

 

ですが、土地は一度買ってしまうと買い換える事が難しいです。

 

どれだけ念を入れても「やりすぎ」ということはないので、
しっかり下見しましょう。

近隣住民の情報を確認

土地が、自分達の希望通りであっても、
それだけで実際の土地の購入を決めるのは危険です。

 

住みたいと思える土地が見つかるというのは、
まだ第一関門を突破した段階です。

 

たとえば、近隣住民の情報をチェックすることはとても大切です。

 

殆どの人たちはモラルを守って暮らしています。

 

ですが、トラブルメーカーが近所に住んでいて、
揉め事が頻繁に起きているということがあります。

 

また、ゴミ屋敷や暴力団の事務所などが近所にある場合もあります。

 

住んでから分かったというのでは取り返しがつきません。

 

不動産会社や住宅会社に相談し、近隣住民の情報を確認するようにしましょう。

土地の履歴の確認

自分が購入しようとしている土地が、
過去どのような使われ方をされてきたのかはとても気になります。

 

どこまでさかのぼって調査するのかは
各自の判断になりますし、
気にしない人は良いのですが、
以前は墓場だったということもあります。

 

土地の購入の前には、あらかじめ調査をしておきましょう。

地盤調査

土地を購入し、家を建てる前には、
必ず「地盤調査」をしなければなりません。

 

地盤調査は、土地の強さ(固さ)、土の密度、
建設予定地の下がどのような地層になっているかを調べるものです。

 

この地盤調査の結果、地盤が弱い場合は、
「地盤改良工事」が必要です。

 

実際に地盤改良工事が必要になるのは、
50%程度で、調査費用の目安は3〜7万円です。

地盤改良工事が必要な場合

地盤調査の結果、地盤改良工事が必要であると判断されたとき、
その工事が本当に必要なのかどうかを考えなければなりません。

 

一般的に、地盤調査を行なう会社と改良工事を請け負う会社は同じです。

 

判定を厳しくすれば、改良工事が当然必要で、
地盤調査会社の施工の仕事が増えます。

 

ですから、自社の仕事を増やすために悪い評定を出す会社があるかもしれません。

 

必要でない改良工事を発生させないようにするために、
再調査を請け負う専門会社に調査を依頼する
「セカンドオピニオン」を得ることも検討しましょう。

 

地盤は家の土台となる大切なものです。

 

調査や改良工事は綿密に行なう事が必要です。

地盤改良工事の方法

一般的な地盤改良工事の方法は以下のようになっています。

 

(1) 基礎仕様の変更(15〜40万円)

 

布基礎で計画していたものをベタ基礎に変更したり、
ベタ基礎の配筋を見直し、鉄筋の間隔を狭くしたり、
鉄筋を太くするなどし、強度を上げます。

 

(2)表層改良工事(10〜50万円)

 

表層改良工事は、地表が弱い地盤が
2メートル以内の場合に採用される工法です。

 

建物の下にコンクリート等を混ぜて強度を上げます。

 

(3) 柱改良工事(40〜150万円)

 

柱改良工事は、地表から弱い地盤が
2〜8メートルくらいの場合に採用される工法です。

 

地盤が弱い地層に、直径60センチ程度の穴を開けて、
その部分にコンクリートを流し込んで柱を作り、強度を上げます。

 

近年は、コンクリートではなく、
天然の砕石で石柱を作る工法も採用されています。

 

(4) 鋼管杭打ち工法(100〜300万円)

 

鋼管杭打ち工法は、地下深くまで掘り進まないと、
強い地盤が現れない場合に採用される工法です。

 

鋼鉄の杭を強い地盤まで打ち込むことで強度を出すことができます。